
第二新卒でもコンサルティング業界に転職できます!しかし、コンサルティング業界に転職するにはポイントや注意点を押さえておくことが大切です!
近年、コンサルティング業界は大学生や転職活動中の人から注目されています。
大学生のなりたい職業ランキングにもランクインしています。
しかし、第二新卒が人気の職業であるコンサルタントに転職するには入念な準備が必要です。
本記事では第二新卒が未経験でコンサルティング業界に転職する方法を解説します。
- 第二新卒がコンサルティング業界1年目で行う仕事内容
- 第二新卒が未経験で転職できるコンサルタントの種類
- コンサルティング業界が向いている第二新卒の特徴
- 第二新卒が未経験でコンサルティング業界に転職する方法
- コンサルティング業界転職前に身に付けておくべきスキル
- 第二新卒がコンサルティング業界に転職するための志望動機の作り方

れんたろう
フリーランスWebライター。
新卒で入社した会社を4ヶ月で退社。転職活動を経て3ヶ月後に経営コンサルティング会社に転職。転職で年収150万円アップ。
目次
第二新卒が未経験でコンサルティング業界に転職できる?できる!


そもそも第二新卒が未経験から人気の職業のコンサルティング業界に転職できるの?

第二新卒が未経験からコンサルティング業界に転職することが可能です!
※筆者が新卒で入社した会社を4ヶ月で退職し、未経験で経営コンサルティング会社に転職しました。
まずはじめに、コンサルティング業界への転職の大枠について解説します。
第二新卒が未経験でコンサルティング会社へ転職する難易度は?
第二新卒が未経験でコンサルティング会社に転職する難易度は、簡単なものではありません。
だからと言って、決して不可能というわけでもありません。
各コンサルティング会社が採用枠を増やし、未経験でも積極的に採用しているからです。
コンサルティング会社が採用枠を増やした背景には「新型コロナウイルス」があります。
新型コロナウイルスによって、DXやテレワークを導入するようになりました。しかし、働き方を変革するにあたってこれまでと同じ方法では成功に向かうことは難しくなります。そこで、コンサルティングを導入して専門家の知見を活用するようになったのです。
新型コロナウイルスの感染症対策に伴う働き方改革によって、コンサルティング会社は多くのプロジェクトを受注できるようになりました。

転職難易度は低くありませんが、コンサルティング会社は人手不足の状態であるため十分にチャンスはあります。
第二新卒からコンサルタントに転職した場合の年収は?
第二新卒からコンサルティング業界に転職した場合の年収は前職ベースで決められることがほとんどです。
また、コンサルタントの中でも職種によっておおよその年収が変わります。
職種 | おおよその年収 |
---|---|
外資系コンサルタント | 600万円前後 |
日系コンサルタント | 450万円前後 |
大きく「外資系」と「日系」の2つに分けられ、外資系の方が高いといったことは把握しておきましょう。

外資系は年収が高くなる分、転職難易度も難しくなります。
第二新卒からコンサルタントに転職する際に学歴は関係あるの?
採用するにあたって学歴も見られますが、重要視されるといったわけではありません。

筆者の同僚は慶應義塾大学や同志社大学を卒業していましたが、筆者自身は専修大学というそこまで偏差値の高くない大学を卒業しています。
コンサルティング会社が採用する際に最も重要視するの以下の2つです。
- 社風に合っているどうか
- ある程度のビジネススキルを持っているかどうか
ビジネススキルは学歴関係なく身に付けることが可能です。
そのため、第二新卒がコンサルティング業界への転職活動をする際は、ビジネススキルをアピールして、即戦力になれることをアピールすることが重要になります。
なお、第二新卒がコンサルティング業界に転職する前に身に付けておくべきスキルは後ほど紹介します。
第二新卒がコンサルティング業界1年目に行う仕事の内容・役割


コンサルティング会社に転職したいけど、1年目に行う仕事内容が想像できない...

コンサルタント1年目の仕事は表に立つ仕事は少なく、主に「準備」をします!
コンサルタント1年目の具体的な仕事内容なこちらです。
- ミーティングの日程調整
- ミーティングの議事録
- 自社開催のセミナー運営
- 提案書・投影資料の作成
- 自社サービス導入事例記事の作成
- その他社内業務
それぞれの業務について解説します。
ミーティングの日程調整
コンサルタント1年目が行うミーティングやワークショップなどの日程調整も重要な仕事です。
日程調整をミスすると、そもそもミーティングを行うことができなくなり、自社・顧客両方に迷惑をかけてしまうからです。
なお、プロジェクトは基本的に複数人から構成されるチームで行い、全員の予定が合う日程で調整する必要があります。
また、ただ空いている時間で調整すれば良いのではなく、前後の日程も確認したうえで、ミーティングを設定しなければいけません。

顧客も忙しいため、自社で調整した日程が合わず再調整しなければいけないといったことはざらにあります。
「ミーティングの日程調整」とだけ聞くと簡単に思えますが、実際は難しく、かつ責任重大な業務となります。
ミーティングの議事録
議事録とは、ミーティングの内容を文字でまとめた記録のことです。
ミーティングの内容を抜け漏れなく記録することが重要になります。
ミーティング終了後、プロジェクトの今後について社内で検討する際、議事録から内容を振り返るからです。
また、正確に議事録を取るには「タイピングスキル」が必要になります。

話している人は議事録に合わせて話してくれるわけではないため、普段の会話をメモできる程度のタイピングの速さが必要です。
自社開催のセミナー運営
新型コロナウイルスの影響により、多くの会社がマーケティングの一環としてセミナーを開催するようになりました。
実際に表に立って話すのは入社からある程度年数が経った社員ですが、裏方業務は1年目の仕事です。
- セミナー内容の検討(1年目が提案して社内会議)
- セミナーの日程調整
- セミナー参加者募集ページの作成
- マーケティング活動
- 当日のzoom操作
- 参加者のアフターフォロー
- 参加者リストまとめ
セミナーのほとんどは、セミナー後に自社商品・サービスを導入してもらうことが目的です。

セミナーは当日より前後の業務が重要になり、その業務の一部は1年目がやります。
セミナーは「参加者数」や「アポ数」、「提案数」など結果が数字で表れます。
そのため、良い結果が出れば1年目でも評価されるため、絶好のアピールポイントとも言えるでしょう。
提案書・投影資料の作成
コンサルタントは1年目問わず、提案書や投影資料など資料を作成する機会が非常に多い仕事です。
資料作成の基本的な流れは以下のようになります。
- 資料の骨組み(目次)作成:1年目
- 骨組み(目次)確認・修正依頼:上司
- 骨組み(目次)修正:1年目
- 資料の内容作成:1年目
- 資料の内容確認・修正依頼:上司
- 資料の内容修正:1年目
※⑤・⑥はミーティングやワークショップ直前まで繰り返されます。
資料は基本的にPowerPointで作成します。
ミーティングに参加した顧客が、ミーティングに参加していない決裁権を持つ上司に説明できるように、わかりやすく・具体的な内容の資料を作成しなければいけません。
そのため、時間をかけて丁寧に作業する必要があり、責任重大の業務となります。
一方で、受注できた場合は自分の作った資料で数百万円〜数千万円の売り上げを作ることができます。

作業が大変だったり、上司にたくさん修正依頼をもらって嫌気が差すこともありますが、その分喜びも大きい仕事です。
自社サービス導入事例記事の作成
顧客がサービスを導入する際、必ずと言っていいほどそのサービスを導入した事例を見ます。
みなさんもAmazonで商品を購入する際、レビューを確認してから注文ボタンを押しますよね。
自社サービスの導入事例記事は、実際に導入した顧客にインタビューをしてレビューを作るような仕事です。
自社サービスの導入事例記事もただ記事を作成するだけでなく、さまざまな業務があります。
- 顧客とのインタビュー日程調整
- 質問事項作成
- インタビュー
- 記事作成
- 顧客に記事確認依頼
- 記事修正
業務委託契約を結んでいるライターがいれば記事を作成する必要はありませんが、他の業務は1年目がやることがほとんどです。

ライティングスキルの向上、顧客との関係構築などができるため、コンサルタントとしての力を付ける良いチャンスになります。
その他社内業務
顧客は関係しない社内業務は基本的に1年目が行うと思っても良いでしょう。
- 備品の整理
- 資料の印刷
- オフィスの整理整頓 など
コンサルタントに限らず、オフィスはもので溢れかえってしまうため、気づいたら整理整頓することが気持ちよく働くためには必要になります。

特にコンサルタントは気配りは業務をするうえで大切になるため、社内業務の中で身に付けることがポイントです。
第二新卒が未経験で転職できるコンサルタントの種類


第二新卒が未経験でどんな種類のコンサルタントに転職できるの?

一言で「コンサルタント」と言ってもいろんな種類があります。第二新卒には「戦略コンサルタント」「経営コンサルタント」「ITコンサルタント」「総合コンサルタント」の4つがおすすめ!
それぞれのコンサルタントの特徴を解説します。
戦略コンサルタント:経営トップに入って大規模な仕事に携われる
戦略コンサルタントの主な仕事内容はこちらです。
- 事業計画・新規事業の提案
- M&A戦略・企業買収
- 新興国への進出 など
上記以外の業務も多数あり、幅広いコンサルティング案件に携われます。
また、戦略コンサルタントのほとんどの仕事は、顧客の経営トップの中に入って行い、規模感の大きい業務に携われます。

将来起業したい人や経営層で働きたいといった人はさまざまな企業の経営方法を勉強できます。
マッキンゼー・アンド・カンパニー、ボストンコンサルティング、ベイン・アンド・カンパニー・ジャパン、A.T.カーニー、ローランド・ベルガー、PwCコンサルティング、アクセンチュア ストラテジー など
経営コンサルタント:理想の未来像を描き、達成するためのサポートをする
経営コンサルタントの主な仕事内容はこちらです。
- ビジョン・ミッション・バリューの策定
- 中期経営計画の策定
- 人事制度改訂
経営コンサルタントは戦略コンサルタントと遠くはありませんが、より定性的な内容を扱います。
企業の理想の未来像を描き、その未来像を達成するためにどのように事業を進めていくかといったことを考えるサポートをします。

顧客自らがワクワクする未来像を描き、近くでその未来に向かうためのサポートができるやりがいのある仕事です。
野村総合研究所、大和総研、三菱総合研究所など
ITコンサルタント:ITに関する分野全般をサポート
ITコンサルタントの主な仕事内容はこちらです。
- ITに関する問題の解決やリサーチ
- システムの導入・改善
- ERP(企業資源計画)の導入、SI(システムインテグレーション)やBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)の実行支援 など
ITコンサルタントは、ITに関すること全般のアドバイスやリサーチ、導入支援などを行います。
顧客のITに関して抱える問題を、リサーチ・問題の原因分析・解決策の提案・実行支援といった流れで解決します。
ITコンサルタントとして働くためにはITに関する専門的な知識が必要になります。

ITに関する情報収集が好きで、その情報をクライアントのために活用するといった仕事がしたい人はITコンサルタントが向いています。
リンクアンドモチベーション、ベイカレント・コンサルティング、ドリームインキュベーター、シグマクシス など
総合コンサルタント:経営課題の解決をサポート
総合コンサルタントの主な仕事内容はこちらです。
- クライアント企業の階層別の経営課題・業務課題の改善
- 経営・事業戦略の立案
- 組織の改変
総合コンサルタントは「経営課題」といった、企業の中で最も大きい課題の解決をサポートします。
コンサルティングをする範囲も広く、経営層から一般社員までの社員全員を対象にしたプロジェクトもあります。

企業全体を動かすような大きなことをしたい、企業経営について学びたいといった人は総合コンサルタントが向いています。
アクセンチュア、デロイト トーマツ コンサルティング、PwCコンサルティング、KPMGコンサルティング、アビームコンサルティング など
第二新卒でコンサルティング業界への転職が向いている人の特徴


コンサルティング業界に転職してみたいけど、自分が向いているかどうかわからない...

第二新卒でコンサルティング業界への転職が向いている人の特徴を紹介します!
頭を使うことが好きな人
どの分野のコンサルタントも、仕事をする際にものすごく頭を使います。
コンサルタントは基本的に以下の4つのステップでクライアント企業をサポートします。
- クライアント企業の真の課題を見つける
- クライアント企業にとって最も最適な解決策を見つける
- 見つけた真の課題と解決策をクライアント企業に提案する
- クライアント企業と擦り合わせをしながら解決策を実行する
上記4つは決して簡単ではなく、ものすごく頭を使って考えます。
しかし、頭を使うことが好きな人にとってはすごく楽しい時間になるでしょう。

自分が見つけた課題・解決策をクライアント企業に提案・実行し、改善されていく様子を間近で見られるのはやりがいを感じられます。
プライベートより仕事を重視したい人
会社によって異なりますが、基本的にコンサルティング会社は業務量が多いです。
日中のほとんどの時間は顧客とのミーティングで埋まり、資料作成やその他作業は朝または夜にやらなければいけないといった1日もあります。
ミーティングやワークショップの日程も顧客の出勤日に合わせるため、土日に仕事をすることもあります。
そのため、「今はプライベートよりも仕事を重視する生活がしたい」といった人には向いています。

コンサルタントとして働くことで間違いなくビジネススキルが向上します。「若いうちに頑張っておきたい」と考えている人にもおすすめです。
30代で年収1,000万円を達成させたい人
コンサルタントは30代で年収1,000円を達成させることが可能です。
コンサルタントには階級があり、階級によってベースの年収が変わります。(外資系と日系ではベース年収が大きく異なります。)
階級 | コンサルタント経験年数 | 年収 |
---|---|---|
コンサルタント | 0〜3年 | 400〜700万円 |
シニアコンサルタント | 0〜5年 | 500〜900万円 |
マネージャー | 2〜10年 | 900〜1,400万円 |
シニアマネージャー | 5〜15年 | 1,300〜1,800万円 |
パートナー | 7年以上 | 2,000万円以上 |
マネージャークラスになれば年収1,000万円を達成させることができます。

ただ年数をこなせば昇進できるわけではありませんが、正しい努力を続ければ30代でマネージャークラスに上がれます。
コミュニケーション能力に自信がある人
コンサルタントは顧客とのコミュニケーションが非常に重要になります。
コミュニケーションを取る機会を増やし、信頼関係を築くことでより情報を引き出すことができ、真の課題を見つけやすくなるからです。
真の課題は顧客との対話から見つけられます。
そのため、コミュニケーション能力が高い人は顧客をより満足させることが可能です。

コミュニケーション能力の高さから「〇〇さんにまたお願いしたい」と指名でリピートをいただくこともあります。
他人の変化・成功をサポートするのが好きな人
特にコンサルティング業は他人・他企業のサポートをする仕事が多くなります。
自分・自社が主体ではありません。
そのため、他人や他企業の変化・成功を本気で喜べる人・サポートするのが好きな人はコンサルタントに向いています。

自分の成績や成功を重要視する人は、コンサルタントより営業職が向いているかもしれません。
第二新卒が未経験からコンサルティング業界に転職する方法は?


第二新卒でコンサルタント未経験だけど、どうやったらコンサルティング業界に転職できるの?

第二新卒が未経験からコンサルティング業界に転職する方法を教えます!
コンサルティング会社の採用ページから直接問い合わせる
各コンサルティング会社の採用ページに「第二新卒採用」といったページがある場合があります。

近年、コンサルティング業界が人手不足であることから、上記のような「第二新卒採用」ページを設立しているコンサルティング会社が増えています。

すでに転職したいコンサルティング会社が決まっている人は、採用ページから直接問い合わせることをおすすめします。
一方で、採用ページから直接応募した場合、履歴書・職務経歴書や面接の対策は自分で行わなければいけないといったデメリットがあります。
もし、転職を希望するコンサルティング会社が求職サイトやエージェントを利用していなければ、採用ページから直接応募しましょう。
コンサルティング会社で働いている知人から紹介してもらう
知人がコンサルティング会社で働いている場合に限られますが、知人から紹介してもらうといった方法もあります。
会社側も知人から転職希望者の人となりを聞けるため、会いやすくなります。
転職希望者も知人からどのような会社なのか、どのような人を求めているのかを聞けて、転職活動の対策もできるようになります。

この方法で転職できる人は限られてしまいますが、知人にコンサルティング会社で働いている人がいれば活用しましょう。
転職エージェントを活用する
最もおすすめの方法です。
キャリアコンサルタントから自分に合ったコンサルティング会社を見つけてもらい、さらに履歴書・職務経歴書、面接対策も行えます。
無料でエージェントからサポートしてもらえるため、転職したいコンサルティング会社が決まっていない、書類・面接が不安といった人は使わない手はありません。
第二新卒が未経験からコンサルティング会社に転職するなら「アクシスコンサルティング」を利用するのがおすすめです。
コンサルティング業界に精通した転職エージェントで、これまで約2万人の転職志望者のサポートをしています。
また、第二新卒からコンサルティング会社への転職に特化した求人も用意されています。

コンサルティング業界に転職したいが、詳細は決まっていない人は転職エージェントを活用しましょう。
第二新卒が未経験からコンサルティング業界に転職する際の注意点は?


コンサルティング業界への転職を本格的に考えているのですが、未経験から転職する場合に注意するべきことってある?

第二新卒が未経験からコンサルティング業界に転職する際注意するべきことは3つあります。
これまでの職務経験はあまり影響しない
コンサルタントは属する業界が同じだとしても、他の職業とは働き方が全く異なります。
コンサルタントはプレイヤーではなく、コーチ的な立場の職業になります。スポーツでも実際にプレーするのは上手いけど、教えるのは上手ではない人がいますよね。プレイヤーとして活躍していてもコンサルタントとして活躍できるかどうかは全く別問題です。
転職活動中から学ぶ姿勢があることを見せるのは非常に重要になります。
前職までの職務経験や実績を過信・アピールし過ぎるのは避けましょう。

とはいえプレイヤー目線で物事を考えられることはコンサルタントとして非常に重要です。プレイヤーの気持ちも忘れないようにしましょう。
労働時間が長い可能性が高い
激務かどうかは各会社によって異なりますが、他の職業に比べて労働時間が長い傾向があります。
日中は顧客とのミーティングで埋まってしまうため、資料作成やその他作業は朝または夜にやる日が多いです。
平日は1日中仕事といった日がほとんどになるため、平日もプライベートの時間を大切にしたい人はコンサルタントは厳しいでしょう。
また、顧客の都合によっては土日にワークショップを実施する可能性もあります。

よほどブラックでない限り残業代や代休はもらえるはずです。また、コンサルタントは給料が高い傾向があり、労働時間が長いのは給料で還元されます。
実際はミーティングやワークショップに向けた地味な準備をする日々
コンサルタントは華々しい職業と思っている人がいるかもしれませんが、正直、実際は地味な作業をするのがほとんどです。
ミーティングやワークショップは毎日のようにあり、それに向けた準備が大半の時間を占めます。

しかし、顧客から満足の声を頂いたときはとてもやりがいを感じられます!
第二新卒がコンサルティング業界に転職する前に身につけておくべきスキル

第二新卒からコンサルティング業界に転職するにあたって、身に付けておくべきスキルはある?

コンサルティング業界に転職する前に身につけておいた方が良いスキルを3つ紹介します!このスキルがあることをアピールすると即戦力になれるかもしれません!
ロジカルシンキング
ロジカルシンキングとは「論理的思考力」という意味で、物事を論理的に抜け漏れなく整理する思考法です。
現状起きていることを全体的に把握できるようになり、真の課題は何か、その課題を最も効果的に解決できる方法は何かといったことを考えられるようになります。
ロジカルシンキングの手法には「ロジックツリー」や「マトリクス」などがあります。
ロジカルシンキングはコンサルタントになったら徹底的に教え込まれます。

転職活動中に身に付けて、物事を論理的に考えるのが得意といったことをアピールしましょう。
ロジカルシンキングを身に付けられる本
パワポ・エクセル・ワード
資料を作成するにあたってパワポ、エクセル、ワードは使えるようにしておきましょう。

特にパワポを使用する頻度が高く、触らない日はないというくらい使います。
また、大量のデータを扱う案件もあるため、エクセルの関数を覚えておく必要もあります。
パワポ・エクセル・ワードの勉強方法
コンサルタントに転職する前に、コンサルタントがどのようなことを意識してパワポやエクセルを活用しているかイメージしておきたい人はこちらの本を参考にするのがおすすめです。
コンサルタントに転職希望する人は読んで損はない本です。(コンサル以外の職業にも十分役立ちます。)
ちなみにコンサルタントが作るパワポはこちらの記事を見るとイメージできます。
https://note.com/take_haru/n/nfa407340f26b
問題解決のフレームワーク
コンサルタントは「ロジカルシンキング」のような問題解決のフレームワークを活用して、顧客が抱える真の課題や解決策を見つけます。

フレームワークは覚える必要はありませんが、「この場面はフレームワークが使えるのではないか」と考えられる準備をしておくことが大切です。
転職活動段階では、「フレームワークを活用して課題や解決策を見つける」といった認識を持っていれば十分です。
ですが、フレームワークについてある程度知っている状態にしておくとさらに良いでしょう。
フレームワークの勉強におすすめの本
フレームワークを勉強する際、こちらの本がおすすめです。
第二新卒がコンサルティング業界に転職するための志望動機の作り方は?


コンサルティング会社に応募したいんだけど、志望動機はどう作ればいいかな?

効果的な志望動機の作り方を解説します!
コンサルタントを志望する明確な理由を用意する
コンサルティング会社に転職するにはそもそも書類選考に通らなければいけません。
書類選考の段階で「この人は他の人と一味違う」と思ってもらうためにも、コンサルタントを志望する明確な理由を用意することが大事です。

これまでのキャリアの棚卸をして「コンサルタントになることで、自分のどんな強みをどのような場面で活用できるか」をアピールしましょう。
嘘は絶対に書いてはいけません。嘘の志望動機を書いて書類選考が通ったとしても面接でバレます。
所有する知識やスキルをアピールする
コンサルタントとして直結する知識やスキルがあれば存分にアピールしましょう。
- 企業分析スキル
- パワポ・エクセル・ワードなどのツールのスキル
- コミュニケーションスキル
- ヒアリング・コーチングスキル
- 業界の専門的な知識 など
上記のようなスキルを上手くアピールすれば、即戦力として採用される場合があります。

所有する知識やスキルを、志望する会社でどのように活用してどのような結果を見込めるかといったところまでアピールしましょう!
誰かの成功をサポートした経験があると好印象
「第二新卒でコンサルティング業界への転職が向いている人の特徴」でも解説しましたが、コンサルタントの仕事は基本的に他人の変化や成功を目的に活動します。
誰かの成功をサポートした経験があると、コンサルティング会社側からも好印象となるでしょう。

アピールする際は、「どんな状況の人」を「どのような方法で」サポートして、その結果「どうなったのか」といった流れがわかりやすいように文章を整えましょう。
【おまけ】伝える際はPREP法を意識する
これは書類選考や面接の際のちょっとしたコツです。
コンサルタントに限ったことではありませんが、できるビジネスマンと見なされるために「PREP法」を活用しましょう。
- Point=結論
- Reason=理由
- Example=具体例
- Point=結論
質問されたことに対して、上記の順番で伝えると相手に伝わりやすくなります。
「年齢は?」という質問に対して「〇〇年に△△県で生まれて...」と聞かれていないことを最初に答えてはいけません。
「□歳です。」と、まず結論を伝えることが大切です。
その後に補足説明をするのは問題ありません。

PREP法ができないと、「この人は聞いたことに答えられない」と判断され、面接が通りにくくなります。
第二新卒がコンサルティング業界に転職するなら転職エージェントを利用しよう!

本記事では第二新卒が未経験からコンサルティング業界に転職する方法を解説しました。
結論、転職エージェントを利用するのが最もおすすめです!
自分に合ったコンサルティング会社を見つけてもらえて、さらに書類選考や面接のサポートも受けられます。
第二新卒が未経験からコンサルティング会社に転職するなら「アクシスコンサルティング」を利用するのがおすすめです。
コンサルティング業界に精通した転職エージェントで、これまで約2万人の転職志望者のサポートをしています。
また、第二新卒からコンサルティング会社への転職に特化した求人も用意されています。

ぜ本記事を参考にして、コンサルティング会社への転職を成功させましょう!
いろんな転職エージェントを見てみたい人は「第二新卒向け転職エージェントおすすめ15選!」をご覧ください。
コンサルティング業界に転職したいけど第二新卒でも転職できるのかな?